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All about The CREW ①

いつもThe CREWをご愛顧いただき誠にありがとうございます。

The CREWオーナーのMikaと申します。

これまで沢山の方々に支えられ、おかげさまで当ショップは開業して4周年を迎えることができました。この場をお借りして皆さまへ心より感謝申し上げます。

本日は、日頃お客様よりThe CREWについて・オーナーの私、Mikaについてお問合せいただく質問をブログという形で共有させていただきたく思います。

※ 当投稿を初めてご覧になる方は、併せてこちらもご覧いただけましたら嬉しいです。

下記、The CREW SNSからのDMなどで寄せられたご質問の中から多く頂いた内容を選ばさせていただきました。DMでの返信では細かくお伝えできなかった部分もありますので、より具体的にお伝えできるよう追記した内容になっております。

いつもご愛顧いただいているお客様の皆様、これからThe CREWを利用してみたいという方や航空業界を目指す方の参考となれれば幸いです。

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【 About Me - Mika 】

Q1. どちらの航空会社にお勤めでしたか?

出店などで直接お会いしたお客様にお伝えすることもあるのですが、ネット公開という事もあり、「 アジア系航空会社 」とお伝えさせていただいております。第一志望の会社に既卒入社し、客室乗務員として国際線に3年半乗務していました。

Q2. どうして客室乗務員になりたいと思ったのですか?

家庭環境の理由により、幼少時代から飛行機を利用することが多く、物心がついた頃には自然と憧れを持つようになっていました。空港内を颯爽と歩くかっこいい制服姿はもちろん、飛行機に乗ること・見ることが好きで毎回空港に行くだけでわくわくしていた事を今でも鮮明に覚えています。

高校生になると外国への興味が湧き始め、客室乗務員になることが明確な目標となりました。

Q3. 合格する前はどのように過ごしていましたか?

大学4年生の時、エアラインスクールに通い始めましたが "リーマンショック"の時代と重なり、全体的に採用試験が著しく減少した年となりました。毎年実施されていた第一志望の航空会社の募集も一切無くなり、他社の数少ない募集枠で何度か挑戦しましたが、合格という結果には至りませんでした。私自身、第一志望の会社に入る事を前提にしていたので、大学卒業後は派遣会社に勤めながら、CA受験の勉強をしつつ募集の情報を待ち望んでいました。

色々なタイミングやご縁が重なり、第一志望の会社の客室乗務員として合格を頂いたのは大学を卒業してから2年になる前のことでした。

Q3. 英語を勉強する上で語学留学はしましたか?

学生時代は英語を専攻にしていましたが、航空業界で勤めるには外国人とのコミュニケーションや異文化に対する適応力を学ぶ必要性を感じました。そして、そのような環境に実際に飛び込んで経験をした方が早く学べると思い、大学卒業後、3ヶ月間の海外留学を決意しました。留学先に選んだのは南国の国・フィジー諸国です。フィジーでは、歴史背景により英語を公用語とし、欧米と比べて物価がはるかに安いので留学費用を抑えられた事も選択理由の1つです。また外国で英語を習得する上で、ただ「 英語を学ぶ 」 為だけの経験ではなく、" 自然や文化 も学べる " ことが大事な決め手でした。

何でもできる・手に入る日本とは違い、私達にとって不便さを感じるフィジー生活だからこそ、今後の人生において貴重な経験となり財産となると確信し、その結果、今に繋がっているのだと思います。

Q4. 客室乗務員時代はどのように過ごしていましたか?

入社して1年目はまだ夢の中にいるような日々でした。幼い頃から憧れていた職業で第一志望の会社に客室乗務員として勤めている自分が信じられない気持ちでいながらも、少しずつ実感をしていき、毎日がとても新鮮な気分でいたのを覚えています。訓練の最終段階に実施される初めてのOJTフライトでの経験はこの先も、ずっと忘れられない思い出です。

仕事が慣れてきた2年目を過ぎてからは、具体的な目標を持ち、その会社のいち客室乗務員としての立場を考えて乗務していました。毎回のフライトでパーサーから渡される評価表を見て、「 次はもっと良い評価をもらおう 」という気持ちで日々モチベーションを高めていました。

ステイ先では、同僚と出掛けることもあれば、1人で行動することも度々ありました。私自身、" その国のその場所でしかできない経験 "をする事が好きなので、地元の人が利用する図書館で参考書を持ち込んで勉強してみたり、ガイドブックや地図を見ずにその街の一本道をただ真っ直ぐ何時間も歩いてみたり...。何も調べずに行ってみる方が時には " 思いがけない発見 "があるので、冒険心を持って毎回のステイを楽しんでいました。

そのような貴重な経験を与えて頂いた当時の会社には今でも、とても感謝しています。

Q5. どうして客室乗務員を辞めたのですか?

退職の決意をした一番大きな理由は、「 達成感 」です。入社当初は、最低でも3年在籍する事を目標にしていたので、実際3年が経過した時に大きな達成感を得ることができました。

自分が納得する成績を取る事もでき、これからのことを模索した時に人として、女性としてどのような人生を送りたいか改めて考えた所、「 もっと人と人が繋がり、誰かに喜びを与えれるような仕事をしたい 」と思うようになりました。

航空業界では常に沢山の人が関わっているので、一度に多くの人と出会うことはできますが、その殆どは「 一期一会 」です。客室乗務員として働くとお客様はもちろん、同じ会社で勤めている社員でさえもお互いの連絡先を交換しない限り、1度だけの出会いで終わる場合が当たり前のようにあります。たとえ同期でも、スケジュールが合わなければ、半年〜1年以上会えない事もあり、そんな日常生活に疑問を持ち始めた頃、これを機に新しい環境で新しい事に挑戦しよう、と決心しました。限られた時間・場所の中でサービスを提供する客室乗務員という仕事の一方で、一緒に働く仲間やお客様との「 継続的な繋がり 」のある仕事の方が私に向いていると気付いたのです。

退職を決めた時は、惜しい気持ちもありましたが、人生は一度きり!周りの意見に反してでも、自分の人生は自分が主人公であることを心に置き、思い立ったら行動、で "今"となります。それでも、航空業界を離れてから何年と経つのですが、現役だった頃の夢を今でもしばしば見るのは不思議なものです。

時が経つ程、自分が本当に夢を叶えたのか、ふと疑問に思う位、毎日が夢のような日々で、培った経験や思い出はこれからもずっと、大事な宝物です。

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以上、本日の内容はここまでとなりますが、航空会社退職後のお話は後日、「 All about The CREW ② 」の投稿でお伝えさせていただきます。

追記:

今、世界では誰もが予想をしていなかった未曾有の状況に遭遇しています。

多くの企業を始め、私達の生活への影響により外出自粛を余儀なくされていますが、

全ての物事において必ず希望があると信じています。

人生の内のたった一時の辛抱と思うように、この時間も大切に、毎日健康に、安全にお過ごしください。澄んだ青空の中を其々の旅先へ向かうお客様を乗せた飛行機がまた見れますように。

Thank you for flying with us...!

The CREW

Mika Azuma

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